<Header>
<Author: 孟浩然>
<Title: 宿業師山房期丁大不至>
<Format: 五言古詩>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 宿業師山房期丁大不至>
<BookPage: 38>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
夕陽度西嶺，
羣壑倏已暝。
松月生夜涼，
風泉滿清聽。
樵人歸欲盡，
煙鳥棲初定。
之子期宿來，
孤琴候蘿逕。
<End Poem>
<Translation>
夕日は西の峰のあたりに沈んで、多くの谷は、にわかに日が暮れて暗くなってしまった。松の木にかかる月は、夜の涼しさの生じたことを感じさせ、風の吹きわたる泉には、清らかなひびきが満ちている。きこりも、家に帰り去って、だれ一人残る人はいなくなろうとしており、雲間を飛ぶ鳥も、そのねぐらに帰って、今しもおちついたばかり。

あのわが友丁大は、とまりにやって来る約束をしたはず、ひとりで琴をひきながら、わたしはつたかずらの茂ったこみちに待ちうけているのだ。
<End Translation>